リストの絞り込み の続き⑧ ~ この本棚見える化ツールの使いどころ ~

昨日は、今まで作成したコードのスリム化を図るために、一部のコレクションを配列に変更しました(※コレクションの配列化ではありません)。

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今日は最終日として、これが実際に使用されている場面を紹介します。


元々このマクロは、あるセミナーに参加したことが切っ掛けで誕生しました。そのセミナーは職場の業務改善に関するもので、以下の事例が紹介されていました。

  • オフィス内の資料所在の見取り図を作成し、いずれの資料にも一分以内にたどり着けるようになった。


そこで更に、発展形として、以下を目指しました。

  1. キーワード検索できるようにしたい。
  2. 他の建屋からも、資料の所在を検索できるようにしたい。

なお、今回紹介したものは、情報量がかなり少ないです。実際は、

  • カタログなどの発行年月日
  • 商品の区分
  • 資料の区分
  • 書棚の段数

などが細かく設定されていて、いち早く求める資料にたどり着くことが出来るようになっています。今現在も、簡易図書館のようなものを最終形としてイメージしながら、様々な工夫を追加中です。


この取り組みについて、私が思うその他のメリットは以下の通りです。

  • 散在する同じカテゴリの資料を、一か所に集約できる。
  • 重複して所蔵していたカタログなどを廃棄し、空間の無駄を削除できる。
  • 古いカタログなどを廃棄することで、古い情報を採用する恐れがなくなる。
  • カタログを定期更新することで、常に最新の技術情報に触れられる。

これらの目的を果たせるならば、無理にExcel マクロで行う必要はありません。Excelは、あくまで手段なので。しかし、多くの職場には既にExcelが導入されていると思われ、これを有効活用しない手はありません。興味のある方はぜひ、自分たちの職場に合った環境の構築に挑戦してみてください。

今回の一連の記事が、小規模ではありますが、皆さんの働き方改革の一助となれば幸いです。

参考まで。