空手の形の試合の得点計算 ~ワークシート関数①~

昨日は、空手の形の試合の得点から、順位を求めるための計算式について、確認用ダミーデータを自動で作成するところまで行った。
infoment.hatenablog.com

今日は、ワークシート関数で順位を求めてみる。
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まず昨日のおさらいとして、計算方法を確認する。

  1. 主審1名と副審4名が採点する。
  2. 一人の持ち点は7.0点。そこから0.1点単位で、加点または減点する。
  3. 5名のうち、最高点と最低点を除く3名の合計点の大小で勝敗を決める。
  4. 上記に於いて同点の場合、合計点に最低点を加えて比較する。
  5. それでも勝敗が決まらない場合、最高点を加えて比較する。

昨日作成したデータがこちら。
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4人だとちょっと寂しいので、ネギーおじさんにも来てもらった。

ここに「最高点」と「最低点」およびこの二つを除いた合計点を追加する。
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① 最高点にはMAX関数
② 最低点にはMIN関数
③ 合計点にはSUM関数とROUND関数を用いた。
合計点にROUND関数を用いた理由は、↓ こちら。
thom.hateblo.jp
見た目が同じでも、小数点の遥か彼方で微小差異が発生している恐れがあるため、それを丸めるために四捨五入している。

次いで、同じ順位の場合のみ最低点を付加し、改めて順位を求める。
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それでも勝敗が決しない場合、5人全員の合計点で判断する。
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今回ワークシート関数で作成してみたところ、作成前の予想どおり、かなり複雑になってしまった。上手な方はもっと上手く作成されるだろうし、少し工夫するだけで簡単に求まるのだが(← 後日紹介予定)、現時点では式を読み込むのが大変だ。

次回は、マクロで実施する場合について考えてみます。

参考まで。