整理整頓(我流)の紹介 ①
年末は大掃除の時期。ということで今回は、整理整頓について書いてみる。
今から紹介する方法は、誰に習ったわけでもない、思い付きの我流だ。だから万人受けはしないと思うし、大した話でもない。あくまで、参考ということで。
端から片付ける
「どこから手を付ければ良いやら」という状況が、たまにある。
例えば、職場に20年前からある棚とか。
例えば、自宅での飲み会後の、テーブルの上と台所とか。
どこから手を付ければ良いか分からない。
⇒ 手を付ける気力が湧かない。
⇒ 手つかずのまま時間だけが過ぎていく。
といった状況に、人は兎角なりがちだ。昔は、私もそうだった。
そこでこの状況を打開すべく心がけているのが、「端から片付ける」メソッドだ。
※我流なので、今勝手に命名した。
※もしかしたら何処かで誰かが、既に提唱済みの手法かも。
例えば、部屋の中に30個の何某かが散らかっているとする。
折角なので、Excel上にマクロで散らかしてみた。
Sub MakeShapes() Dim myShape As Shape Dim i As Long For i = 1 To 30 Set myShape = ActiveSheet.Shapes.AddShape(msoShapeOval, Rnd * 200, Rnd * 200, Rnd * 30, Rnd * 30) Next End Sub
このとき、方針なく無作為に片づけ始めると、意外と効率が上がらない。部屋の中に散らかった本を1巻から拾い集めだしたりすると、
- 散らかった別の物を引っ掻き回して探しながら、
- 散らかった別の物を跨いで歩き、
- 何冊か集まったところで、座り込んで読みふけってしまう。
などの事態に陥って、なかなか先に進まない。部屋の中に散らかった10冊を拾い集めた結果は、このような感じだ。
多少の「やった感」はあるものの、あまり進んでいない印象だ。
一方、端から順に片付ける場合は、次のように行う。
- とにかく部屋の端、棚の端、何某かの空間の端から、順に片付ける。
- 手に取ったものは都度、あるべき場所に戻す。
- 不要なものは躊躇なく、情け容赦なく捨てる。
先の例で端から10個片付けると、このようになる。
この部分の片付けが完了しているため ↓ 、明らかな進捗が体感できる。
また、荷物を束ねるスペースの確保にも繋がり、更に効率的な作業が可能となる。
10年ほど前にこの方式を取り入れてから、私は
「どのような片付けも、いつか必ず終わる」
と確信できるようになった。この確信があるからこそ、多少億劫な時も、片付けに着手できるようになった。
ところで、綺麗になった状態を維持するには、別のコツが必要だ。
それについては、また明日の紹介ということで。
参考まで。