キーボードでのショートカット使用に向いている人

Excelに限らず、代表的なショートカットといえば、例えばこれ。

  • Ctrl + C コピー
  • Ctrl + V 貼り付け

もしショートカットが無かったら、作業性はどこまで落ちるだろう。ゾッとする。


日々、CADを用いて作図する身としては、Excelでのショートカットより寧ろ、CAD用に設定したショートカットを使う場面が多い。最も頻繁に使用するのは、

  1. Ctrl + Shift + z 万能文字編集コマンド
  2. Ctrl + Alt + B 図面の最新化
  3. Ctrl + Shift + Q メジャー呼び出し

等々。これらはユーザー定義のショートカットで、Ctrl + 何某 や Alt + 何某 なども、それなりに重要なコマンドに割り当てられている。


これらショートカットを、頑なに使わない人も居る。別に駄目とは思わない。納期通りに成果物が完成するのであれば、その辺りは問題ないと思っている(同時に、使わないのは勿体ないとも思っているが)。

一方で、ショートカットを自由自在に使いこなす人も居る。中にはショートカットに慣れ過ぎで、コマンドの位置が分からなくなるほど、体に染みついている人も。当たり前の話だが、十人十色だ。


ところで、「こういう人は向いていない」はなかなか難しいが、「こういう人は向いているかも」に心当たりがある。完全なる私見だが「ピアノ経験者」が、そうではないかと思う。

【理由】

  • 演奏しながら、つまり手元は別の動きをしながら、楽譜の先を読んでいる。
  • あらかじめ読んだ楽譜に合わせて、鍵盤を押さえる必要がある。
    しかも、右手と左手は別の動きを要求されている。
  • 次々と移り変わる鍵盤の位置に対し、「運指」への配慮が重要。
    例えば、次に「シ」を弾く予定があるのに、その右隣の「ド」を左手の小指で弾いてしまうと、「シ」がとても弾きにくい。

他には、「一度に認識できる文字の量」もピアノの上級者は多いのでは?と勝手に推測している。

人生、今までの何がどう役に立つかは分からない。何でも一生懸命やっとこう、
って、最近は心がけてます。

参考まで。