「ふりがな」と「フリガナ」と「フリガナ」

昨日は情報を持たないセルに、正しいフリガナを設定することに挑戦した。

infoment.hatenablog.com

本日も、フリガナの設定についてアレコレ試してみよう。

f:id:Infoment:20190914222444p:plain

昨日、B列(名前列)の漢字に対し、フリガナを設定した。そこで、なんちゃって個人情報本来の書式に戻すため、以下を行った。

  1. D列を削除
  2. C1を「フリガナ」から「ふりがな」に修正。

【修正前】
f:id:Infoment:20190914223050p:plain

【修正後】
f:id:Infoment:20190914223155p:plain

ここで、困ったことが起きる。ラベルは「ふりがな」なのに、実際は「フリガナ」なのだ。「ふりがな」と書かれれば平仮名で、「フリガナ」と書かれればカタカナで書くのが一般的と聞いたことがある。

そこでまず、C1のラベルを選択できるようにリスト化してみた。

  1. ふりがな
  2. フリガナ
  3. フリガナ

しかしそもそも、フィルター用の▽がある状態で、リスト選択用の▽など設定できるのか。
f:id:Infoment:20190914223631p:plain
f:id:Infoment:20190914223539p:plain

できた。何と、▽が二つ横並びになるのか。これは知らなかった。

それでは早速、C1の切り替えに合わせて、フリガナの種類を切り替えてみよう。

Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
    If Target.Address <> "$C$1" Then Exit Sub
    
    ' 無限ループ防止用に一時停止。
    Application.EnableEvents = False
    Dim myRng As Range
    Set myRng = Range(Range("B2"), Range("B" & Rows.Count).End(xlUp))
    
    Select Case Range("C1")
        Case "ふりがな"
            myRng.Phonetics.CharacterType = xlHiragana
        Case "フリガナ"
            myRng.Phonetics.CharacterType = xlKatakana
        Case "フリガナ"
            myRng.Phonetics.CharacterType = xlKatakanaHalf
    End Select
          
    Application.EnableEvents = True
End Sub

試した結果が、こちら。
f:id:Infoment:20190914224948g:plain

ラベルに合わせて、ふりがなのタイプを変更することが出来た。
ところでこれって、テーブル書式でも出来るのだろうか。

試したところ、出来てしまった。
f:id:Infoment:20190914225350p:plain

「ふりがな」と「フリガナ」と「フリガナ」。
どれを使うかは、時と場合とお好みで。

参考まで。