「ふりがな」と「フリガナ」と「フリガナ」
昨日は情報を持たないセルに、正しいフリガナを設定することに挑戦した。
本日も、フリガナの設定についてアレコレ試してみよう。
昨日、B列(名前列)の漢字に対し、フリガナを設定した。そこで、なんちゃって個人情報本来の書式に戻すため、以下を行った。
- D列を削除
- C1を「フリガナ」から「ふりがな」に修正。
【修正前】
【修正後】
ここで、困ったことが起きる。ラベルは「ふりがな」なのに、実際は「フリガナ」なのだ。「ふりがな」と書かれれば平仮名で、「フリガナ」と書かれればカタカナで書くのが一般的と聞いたことがある。
そこでまず、C1のラベルを選択できるようにリスト化してみた。
- ふりがな
- フリガナ
- フリガナ
しかしそもそも、フィルター用の▽がある状態で、リスト選択用の▽など設定できるのか。
できた。何と、▽が二つ横並びになるのか。これは知らなかった。
それでは早速、C1の切り替えに合わせて、フリガナの種類を切り替えてみよう。
Private Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range) If Target.Address <> "$C$1" Then Exit Sub ' 無限ループ防止用に一時停止。 Application.EnableEvents = False Dim myRng As Range Set myRng = Range(Range("B2"), Range("B" & Rows.Count).End(xlUp)) Select Case Range("C1") Case "ふりがな" myRng.Phonetics.CharacterType = xlHiragana Case "フリガナ" myRng.Phonetics.CharacterType = xlKatakana Case "フリガナ" myRng.Phonetics.CharacterType = xlKatakanaHalf End Select Application.EnableEvents = True End Sub
試した結果が、こちら。
ラベルに合わせて、ふりがなのタイプを変更することが出来た。
ところでこれって、テーブル書式でも出来るのだろうか。
試したところ、出来てしまった。
「ふりがな」と「フリガナ」と「フリガナ」。
どれを使うかは、時と場合とお好みで。
参考まで。