和英併記 ④ 禁断?の方法で併記

昨日はExcel単語帳から、Dictionaryを用いて表を和英併記化してみた。
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今日は最終回、禁断のアレを用いて和英併記化に挑戦する。
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といっても、実は大したことではない。単に「ふりがな」に英文を表示してみようってだけの話。では、なぜ禁断か。それは、恐らく賛否が分かれると思ったから。

  • ふりがなはふりがなであって、英文を書くところではない。
  • 情報を流用しにくい。

などなど、色々と反対意見が予想される。

以上を踏まえたうえで行うなら、例えばこんな感じだ。マクロの構成は、ほとんど昨日と同じにしてある。

Sub Sample()
    ' 辞書(連想配列)作成。
    Dim Dict As Object
    Set Dict = CreateObject("Scripting.Dictionary")

    Dim r As Range
        For Each r In Range("C3:D5").Rows
            With r.Cells
                ' キー情報は、.Value省略不可注意。
                Dict(.Item(1).Value) = .Item(2)
            End With
        Next
    
    ' 和英併記にする範囲。
    Dim TableRange As Range
    Set TableRange = Range("A3:A6")
    ' 表の各値を確認。
        For Each r In TableRange
            ' 辞書に存在する単語ならば、ふりがなに英文を設定。
            If Dict.Exists(r.Value) Then
                r.Characters.PhoneticCharacters = Dict(r.Value)
            Else
                r.Characters.PhoneticCharacters = "単語帳に無し"
            End If
            r.Phonetics.Visible = True
        Next
End Sub

結果は ↓ こちら。
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表示 ⇔ 非表示を簡単に切り替えられるので、これはこれでアリかも。

以上、参考まで。