テーブル機能の備忘録 ⑨ 範囲の消去(2) 甦る数式

先日から、マクロによるテーブル機能の扱いを纏めている(備忘録)。
infoment.hatenablog.com
今日は、昨日の続き。
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テーブルの利点の一つに、計算式の直感的な理解し易さがある。
例えば、↓ こちらのテーブル。
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合計金額の列には、ラベルを用いた計算式がセットされている。
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「= B2 * C2」などの無味乾燥な数式ではなく、読めば内容を理解できるため、
大変分かり易い。

ところで、昨日の「データ範囲の削除」を行うと、数式も一緒に消えてしまう。
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しかし実際には、数式はテーブルに記憶されていて、値を一つでもセットすれば
甦ってくれる。
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従って、数式を消したくないがため、

  1. 1行だけ残してデータ範囲を消してから、
  2. 残った1行の数式だけ残して他を消す

という方式で削除していた方は、数式が再セットされないか、
一度試してみて欲しい。

明日に続きます。

参考まで。