ピボットテーブルの備忘録 ② クラス化(4)書式を整える

先日から、マクロによるピボットテーブルの扱いを纏めている(備忘録)。
昨日は、作成したピボットテーブルを「表形式」にして「小計を表示しない」にしてみた。
infoment.hatenablog.com

 
今日は、作成したピボットテーブルの書式を整えてみる。
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昨日と今日は、完全に個人的な好みのお話。
テーブルやピボットテーブルはいつも、最終的に以下の条件で整えている。

  1. フォントはメイリオ
  2. フォントサイズは10
  3. 行の高さは20

何故と言われても、明確な理由はあまりない。自分にとって、見やすいから。
ただそれだけなのです。

ということで、ピボットテーブル全体の書式を整えてみた。
調べてみると、ピボットテーブルの範囲を表すプロパティが二つある。
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違いは何か、実際に試してみた。
どうやら、フィルター部分を含むか、含まないかの違いのようだ。

  • TableRange1

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  • TableRange2

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そこで今回は、フィルター部分も含めてすべて、指定の書式に変更してみる。
変更は、クラスのインスタンス破棄のタイミングで行うことにする。

Private Sub Class_Terminate()
    With Pvt.TableRange2
        .Font.Name = "メイリオ"
        .Font.Size = 10
        .RowHeight = 20
        .EntireColumn.AutoFit
    End With
End Sub

試してみた結果が、↓ こちら。
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明日に続きます。

参考まで。