虫かごで羽化したカブトムシの一生(前編)
一昨日、我が家で羽化したカブトムシのうち、最後の一匹が死んだ。
色々と思うところがあったので、纏めてみた。
5月4日
切っ掛けは、友人から貰った5匹の幼虫だった。
山に近い友人宅は兼業農家で、庭先の腐葉土を剝ぐってみたら沢山の
幼虫が現れて、扱いに困っていた。10匹以上は居た中で、特に大きな
5匹をもらってきた。
6月25日
やがて幼虫たちは、全て蛹になった。なんと、全てオスだった。無作為に
選んだ幼虫が全てオスである確率は1/32かな。すごいね。
7月7日
蛹になってしばらく経ったころ、気が付いたら羽化が始まっていた。
触りたがる次男(小二)を何とか制して様子見を続けた。
※羽化直後のカブトムシは未だ柔らかく変形しやすいため、触っては
いけないらしい。
無事5匹ともに羽化を終えた。あまり大きな虫かごがなかったため、
大きな虫かごに二匹×二箱+小さな虫かごに一匹という部屋割りで
飼い始めた。すると間もなく、相部屋の一匹が死んでしまった。
始終、もう一匹から逃げ惑うような動きをしていたため、疲れて
死んでしまったのだろうか。結局、原因はわからない。
7月22日
このまま残りの4匹を飼育しても良かったが、家族で話し合って、
子孫を残してみようということになった。そこで、幼虫を貰った
友人宅の近くに二匹を放し、メスを二匹購入して二組のペアとした。
8月29日
先に、メス二匹が死んだ。その後、マットの入れ替えをした際、
幼虫がコロンと転がりだしてきた。なんと、気づかないうちに産卵し、
孵化していたらしい。命が繋がったことに感動した。
11月6日
最後の一匹は、ほとんど動かなくなってからも長く頑張っていた。
しかし餌も食べなくなり、ついにこの日死んでしまった。二組の
ペアが生んだ、10匹の幼虫を遺して。
↓ そのうちの5匹。
来年の夏ごろ、無事羽化してくれるだろうか。まずは、この冬を
越してからかな。
明日に続きます。