長男の数学を見ていて、私がベクトルについて完全に忘れていることが判った。
問.三角形ABCにおいて、下記の式を満足する点Pは、どんな点か。
答えを見て「ああ、そうだっけ」と思わなかったことから、「忘れている」のではなく記憶から完全に消去されていたようだ。という訳で、いつものように再学習。
ちなみに答えは、「辺BCを3:2に内分する点をQとするとき、点Pは線分AQを5:1に内分する点」となる。
解法は一般化可能だ。↓こんな感じで。
∴
とするとき、
ところで問題を解くうえでは、条件を正しく図示することが重要だ。
答えが正しいかを確認するうえでも、例えば冒頭の問題を図示してみよう。
① 5cm (または5で割りやすい長さ)の線を書く。
② ①の線を3:2に内分する点Qから、6cmの線を引く。
③ ②の線を5:1に内分する点をPとする。
④ 各頂点を結んで出来上がり。
これは良い方法を思いついたと長男に紹介したところ、
「数学のテストは、ものさし持ち込み禁止だよ」
と一言。
そんなことも、私は忘れていたようです。
参考まで。