三次元CAD描画的思考で罫線を引く

このようなお題が、Twitter上でつぶやかれていました。

図形を描画する場合、特にそれが3次元である場合、代表的なものとして以下3つの方法があります。

  1. 足し算 粘土細工のように、必要部分を増やすイメージ
  2. 引き算 彫刻等のように、必要部分だけを残すイメージ
  3. 掛け算 複数形状について、重複部分だけ残すイメージ

これら「集合演算」のうち、今回は「引き算」の応用で挑戦してみました。

1.最大寸法で範囲選択

↓ こんな感じですね。細かい部分は、後から彫り込むことにします。
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2.選択範囲を書式設定

まとめて書式設定します。
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↓ こんな感じになりますね。
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3.不要部分の削除

不要部分の書式を変えて「彫り込み」ます。同じ処理が可能な範囲は、まとめ処理してしまうのがポイントです。
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まとめて書式設定。
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反対側も、同様です。
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「3」の真ん中を忘れずに。

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4.残りの罫線修正

最後に、「+」の罫線を修正します。交点のセルを一つ選んで、書式設定。
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完成です。

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結果は、55秒でした。何とかギリギリ合格?でも、証拠の動画が無いので、今回は失格ですね。

参考まで。