条件付き書式の一覧を、リストボックスに表示する
女性陣の、この言葉が切っ掛けだった。
「条件付き書式って、知らない間に増殖してない?」
「そうそう。1個だけ残して、後は消したいよね」
これだ。早速、挑戦してみよう。
そもそも全部消したいのなら、この呪文を唱えればいい。
Cells.FormatConditions.Delete
問題は、大量に増殖した中の1個だけを残したい場合だ。
そのためには、残したい一個を目で見て確認したい。
そこで、ユーザーフォームに条件付き書式を表示してみることにした。
まず題材となるは、以前紹介した「カレンダー」のシート。
infoment.hatenablog.com
こちらには、曜日に合わせて文字色を変える条件付き書式が、ふんだんに盛り込まれている。
条件付き書式は、FormatConditionsコレクションで設定されている。そこでまず、お試しでこんなものを作成してみた。
ユーザーフォーム初期化時に、リストボックスに、条件付き書式の「式」の部分を表示してみる。
Private Sub UserForm_Initialize() Dim f As FormatCondition For Each f In ActiveSheet.Cells.FormatConditions ListBox1.AddItem f.Formula1 Next End Sub
結果が↓こちら。シート内から、条件付き書式を全て引っ張り出してきた。
なかなか良い感じだ。
見切り発車で広げたこの風呂敷。上手く畳めれば、ご喝采を。
これでまた一歩、野望に近づいた。
参考まで。