数学の理解を補助するExcel マクロ
先日、機械学習の通信講座に取り組んだ際、次々と様々な数式が登場した。
例えば、最小二乗法による誤差関数の式。
慣れないと、パッと見た瞬間、「うっ」と息をのんでしまう。
しかしこのようなΣの式も、Excel マクロで表現してみると、割とすんなり
理解できる場合がある。
例えば、単純なこの式で考えてみよう。
これは、このように書くことが出来る。
Function Σ(開始値 As Long, _ 終了値 As Long) As Long Dim i As Long For i = 開始値 To 終了値 Σ = Σ + i Next End Function
具体的に、1~10 までの足し算をしたい場合は、このようになる。
Sub test() Debug.Print Σ(1, 10) End Sub
Excel マクロを扱っていれば、このようなコードは日常的に書いている。
従ってVBAに限らず、今更改めて言うまでもないことと思うが、プログラ
ミングを行う人は意識するしないに関わらず、日々数学と向き合っている
と言えるだろう。
またExcelなら、このような整理も行いやすい。
自分で値を入力しながら確認することで、最終的にこの式も理解できる
ようになると思う。
このように、数式の理解が難しい場合は、一旦Excel上に「展開」してみる
のも、アプローチとして面白いのでは?と思った次第。
参考まで。