「これはリンゴですか」を複数言語で。

学生時代に、英単語を分解すると覚えやすく、またある程度意味を推測しやすいと習った覚えがあります。
例えば「Pre」が頭につく単語は、事前に何かを行うという意味があるようです。

  • Predict は Pre + Dict で「前」の「言葉」であることから「予言する」
  • Prejudice は Pre + Judge で「前」の「判断」であることから「先入観・偏見」
  • Prepare は Pre + Parare で「前」の「準備」であることから「準備」

ここから発展して、ある分野、特に言語については複数言語を同時に学習すると、効果が高いのではないかと考えました。
例:これはリンゴですか(日本語)

英語の場合

Is this an apple?
4つの単語を覚えると同時に、疑問文の語順に関する文法を学ぶことが出来ます。

中国語の場合

这是苹果吗?
中国語は全く分からないので、Google翻訳に頼った結果です。どうやら、「苹果」がリンゴのようです。

数学の場合

個人的に数学の文章題は、日本語の文章を数式に置き換える行いであり、数式もまた言語の一つと思います。しかし・・・数学に疑問文?何かの質問に対し、数式で最終的に「リンゴ」だと求めることはできるかもしれませんが、直訳はできなさそうです。

VBAの場合

VBAも言語ですが・・・VBAに疑問文?これもなさそうです。そもそも「これ」をどう訳せばいいか。色々と考えた結果が、これです。

Sub これは何ですか()
    Dim これ As String
    これ = InputBox("何ですか?", "これは何ですか?")
End Sub

結局「これ」を変数とすることを、今回は答えとしました。

普段「変数って何?」と訊かれて、「箱」などに例えて一通り説明しても、理解を得られない場合があります。今回の結果を踏まえて、「変数とは『これ』だ!」(指示代名詞)と説明してみることにします(余計混乱するかも)。

参考まで。