VBAを用いた集合の理解 ⑥ まとめ

先日から高校数学の学び直しとして、VBAを用いた集合の理解に挑戦していた。
infoment.hatenablog.com
今日は、今までのまとめから。
f:id:Infoment:20210531202334p:plain

ここしばらく業務で使ってみたが、個人的にはそれなりに重宝している。
例えば、こんな感じだ。

  1. 帳票Aを、日々更新する。その元となるのは、データBである。
  2. データBと帳票Aをキー情報で照合する。
  3. データBにあって帳票Aにないものを、新規データとして帳票Aに転記する。
    ※様々に処理したうえでの転記。

今回はお試しで、なんちゃって個人情報(5000人)を二つ準備した。
この中で、両なんちゃってに存在する名前を探してみよう。

Sub test()

    Dim MS As VBAProject.MathSet
    Set MS = New VBAProject.MathSet
        
    Dim arr1 As Variant
        arr1 = Sheets("Sheet1").ListObjects(1).ListColumns("名前").DataBodyRange
    Dim arr2 As Variant
        arr2 = Sheets("Sheet2").ListObjects(1).ListColumns("名前").DataBodyRange
    Dim arr3 As Variant
        arr3 = MS.GetIntersectionSet(arr1, arr2)
        MsgBox Join(arr3, vbNewLine)
        
End Sub

f:id:Infoment:20210531204106p:plain

以降、この方々の情報を新規登録する処理に続くわけだ。

それでは、今までのクラスモジュール全文を載せておこう。

以上、参考まで。