ピボットテーブルの備忘録 ⑨ピボットテーブル用クラスなのに、テーブル作成のためだけに使ってみる

先日から、マクロによるピボットテーブルの扱いを纏めている(備忘録)。
昨日は、受け取った配列を一旦新規作成したシートに貼り付けてテーブル化し、そのテーブルからピボットテーブルを作成してみた。
infoment.hatenablog.com
今日は、本シリーズの最終回。
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最終回と言っても、一次会終了ぐらいの感覚。とりあえず、自分の実務で使えそうなところまで来たので、ここまでを一旦まとめてみる。

実際実務で使ってみて、直ぐにこちらで躓いた。

テーブル作成のためだけに使用したら、最後にエラー終了。

調べてみて、直ぐに原因が分かった。↓ これだ。

Private Sub Class_Terminate()
        With Pvt.TableRange2
            .Font.Name = "メイリオ"
            .Font.Size = 10
            .RowHeight = 20
            .EntireColumn.AutoFit
        End With
End Sub

ピボットテーブルを作っていないのに、ピボットテーブルのフォントなどを調整しようとして、エラーを起こしていた。安易にClass_Terminateを使用した報いを受けたようだ。

使用が安易なら、解決もまた安易。とりあえず、これで対策するとしよう。

Private Sub Class_Terminate()
    If Not Pvt Is Nothing Then
        With Pvt.TableRange2
            .Font.Name = "メイリオ"
            .Font.Size = 10
            .RowHeight = 20
            .EntireColumn.AutoFit
        End With
    End If
End Sub

ということで、今まで作成したものを ↓ こちらにまとめてみた。
infoment.hatenablog.com
今後はこれを実務で使いながら、ブラッシュアップしていくとしよう。

ということで、本シリーズはこれでおしまい。

参考まで。