スケジュール管理表を作成 ① 案件の追加と差し込み
一年の計は元旦にあり。ということで、元旦を10日も過ぎてしまったが、
スケジュール管理表を作成してみよう。
個人的に、予定管理において特に重要な項目は、以下の三つと考える。
- 時間管理
- 予実管理
- 優先度管理
そこで、管理項目を以下に書き出してみた。
- 実施内容
- 作業予定時間(実施内容に掛かる見込み時間)
- 実際作業時間(実施内容に掛かった実際時間)
- 終了予定時刻(予定時間から求めた終了時刻)
- 残り時間(現時刻から終了予定時刻迄の残り)
- 終了時刻(実施内容が実際に終了した時刻)
- 予実比率(予定時間と実際時間の比率)
- 備考
表にすると、こんな感じ。
扱い易さのため、テーブルにしてみよう。
まず、No.には通し番号が入る。行番号を取得するRow関数を設定しよう。
以下の3つは直接入力なので後回しにして、終了予定時刻の計算を考える。
とここで、禁じ手に手を染める。テーブルは1行1レコードであって前後の
レコードと相関関係があってはいけないと思うのだが、都合上止むを得ず、
直前レコードの終了予定時刻を参照することになる。
数式中の"8:00"は、朝8時からスケジュールが開始されることを想定している。
後ほど、管理しやすいよう外出しするかもしれない。
ここで、案件DとEが追加されたとする。各々の作業予定時刻は30分。
案件Dはさほど急ぎではないが、案件Eは案件Aの次ぐらいに重要だ。
すると、追加作業の様子はこのようになる。
これにより、各案件の変更後の終了時刻(目安)が容易に変更可能となった。
各案件の作業予定時刻を前もって見積もる習慣が付く、という利点もある。
今回はここまで。
次回は、残り時間の算出などを行います。
参考まで。